大聖人さまにお綿をお掛けしましょう
10月13日は日蓮大聖人の祥月ご命日です。
総本山本成寺では毎年12・13日にご命日年忌法要のお会式法要(お逮夜・ご正当)が行われます。
本楽寺では10月27日にお会式法要を行っております。
お会式を迎えるにあたり、お仏壇の大聖人さまにお綿をお掛けしましょう。
これは大聖人さまの布教活動を妨害しようとしていた安房国小湊の地頭東条景信の一団に襲撃されて、九死に一生を得られた「小松原法難」で、大聖人さまが負われた眉間の刀傷が、秋冬寒冷になると大変痛まれたため、綿をかぶって寒さをしのがれたことに由来します。
大聖人さまが秋冬の頃、古傷の痛みに悩まされないよう、寒い思いをされないようにするため、一般的には10月のお会式から、3月の春彼岸までお綿をお掛けします。
(気候や慣習の違い等で、地域によって期間が異なる場合があります。)