本樂寺(ほんぎょうじ)は新潟市南区庄瀬に所在する法華宗のお寺です。

仏さまのお供え物について

仏さまのお供え物について

お仏壇・お墓・お寺の本堂、毎朝晩・故人のご命日・お葬式や年忌法要など場所や場合を問わず、仏さまをお参りする際に最低限必要なものは変わりません。

  1. 香(線香・焼香に使う抹香など)
  2. 華(生花・仏壇に備え付けの金蓮華など)
  3. 燈燭(ローソク)
  4. 浄水(お茶、水、湯など)
  5. 飲食(お膳、果物、菓子など)

以上がお供え物の基本となります。

仏さまをお参りする際に仏具を調え、お飾りすることを「荘厳しょうごん」といいます。

「荘厳」は仏さま参りの最も基本となる重要な修行です。

上記の1~3の香・華・燈燭は「三具足みつぐそく」または「五具足ごぐそく」と呼ばれ、「荘厳」を行う際の基本となります。

三具足

五具足



「三具足」は中央に香炉こうろ、向かって左に花瓶、右に燭台を配置します。

「五具足」は「三具足」の華・燈燭がそれぞれ一対ずつになり、中央から香炉、燭台、花瓶の順に配置します。

4・5の浄水・飲食は常に準備が必要なことですから、「必ずこうしなければいけない」という意識で臨むと、お供えすること自体が負担となってしまうことがありますので、できる範囲で無理なく毎日行えるように務めることが肝要です。

「三具足・五具足」と飲食の「霊供膳れいぐぜん」は配置をよくまちがえて荘厳されている方が多いので、特に気を付けていただきたいと思います。

  • ※「霊供膳」で特に多いのは「汁椀」と「壺」のまちがえです。
  • ※おかずの器(高杯・平椀・壺)の配置は宗派や地域性によって異なる場合があります。
  • ※お箸は仏さま側に向けます。
  • ※ときどき法事の際にお斎の料理を「霊供膳」の代わりにお供えされる方がおりますが、厳密にはこれはまちがえです。

マッチ消し

お鈴

また、仏壇に置いてある「おりん」や香炉(線香たて)にマッチの燃えガラを入れているお宅が時々ありますが、いずれも本来の使い方がありますので、やめましょう。

専用のマッチ消し(燃えガラ入れ)か、灰皿などをお使いください。

 

PAGETOP
Copyright © 法華宗 妙玄山 本樂寺 All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.